僕はずっと、セルフイメージが低い状態で生きてきたと思う。
それは「自分がどう思うか」ではなく、
周りからどう見られるかで自分の価値を決めていたからだ。
評価されれば少し上がって、
否定されればすぐに下がる。
かなり不安定な状態だった。
でも、ある時から少しずつ変わっていった。
きっかけは、文章を書くことだった。
誰かに評価されるために書いてきたわけではない。
誰かに見てもらうことを前提にしていたわけでもない。
ただ、自分の中に出てきたものをそのまま書く。
それを続けてきただけだ。
最初は、3行くらいの文章だった。
そこから少しずつ書く量が増えていって、
気づけばそれを何年も続けていた。
7年くらいになると思う。
その間、特別に褒められたわけでもないし、
誰かに認められ続けたわけでもない。
むしろ、ほとんど反応がない時間の方が長かった。
それでも続いていた。
ただ、「もっといい文章を書けるようになりたい」と思いながら、
日々の中で書き続けていた。
それだけはずっと変わらなかった。
今振り返ると、
この「誰にも評価されていない状態で続けていること」が、
少しずつ自分の感覚を変えていったように思う。
自信やセルフイメージというのは、
誰かに評価された量で決まるものではないのかもしれない。
むしろ、自分の中で何かを積み上げているという感覚の方が、
影響は大きい気がする。
お金になったわけでもないし、
成果として分かりやすい形になっているわけでもない。
それでも続いている。
そして今思うのは、
「何かを貫いてきた」という事実そのものが、
セルフイメージを少しずつ変えてきたのだと思う。
評価ではなく、積み重ね。
外側ではなく、内側で続いているもの。
それが、自分の見え方を変えてきたのかもしれない。

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