生きづらさと自己否定

僕が自己否定から少しずつ抜けていけたのは、
「評価の軸」を自分で持つようになったことが大きいと思う。


それまでの自分は、かなり無意識に、
外側の評価軸で自分を測っていた。

  • 成功しているかどうか
  • 社交性があるかどうか
  • 陽キャか陰キャか
  • 役割を果たせているか
  • 仕事ができるかどうか

そういう基準で、自分の価値を判断していた。


でもある時から、その前提自体を疑うようになった。

そもそも、その「良い・悪い」「上・下」の基準は誰が決めたのか。
それは自分が決めたものではなく、周りが作った枠組みではないか。

そう考え始めたときに、少し構造が見えた気がした。


自己否定というのは、
“自分の内側の問題”というより、
“外側の基準をそのまま内側に持ち込んでいる状態”だったのかもしれない。


そこから少しずつ、自分の見方を変えていった。

外の評価軸に合わせて自分を測るのではなく、
自分の中で「何を大事にするか」を基準にするようになった。


そうすると、不思議と自己否定の力が弱くなっていった。

周りからどう見えるかではなく、
自分が何に集中しているかの方が重要になっていったからだ。


もちろん、外の評価が完全に消えるわけではない。
社会の中で生きている以上、それは避けられない。

ただ、それを「絶対の基準」として扱う必要はないと気づいた。


評価されるために生きるのではなく、
自分の軸で物事を見るようになると、
自己否定は少しずつ別のものに変わっていく。


それは「否定する自分」を消すというより、
「どの基準で見ているか」を切り替える感覚に近い。


そしてその切り替えが起きてから、
自分のことに集中できる時間が少しずつ増えていった。


生きづらさの一部は、
どの評価軸を採用しているかによって作られているのかもしれない。

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